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新着情報(開催報告)

2024年9月2日
 
「防災講座」を開催しました。
 
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防災の日の前日、8月31日(土曜)に渋川まちづくりセンター事業「防災講座」~わたしが経験した東日本大震災~を開催しました。
講師に、被災後滋賀県に転居してこられ県内の避難者の会などの世話人を担ってこられた佐藤勝十志さんをお迎えし、当時の混乱した状況などについて語っていただきました。
今回、学区内外から36人の参加がありました。
 
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当時、津波が沿岸部のまちに到達してから避難サイレンが鳴ったことや、子どもだけでも遠くに避難させるため通行止めになっている道路について聞こうと警察署に行っても情報が全く集約されておらず僅か5kmの距離ですら数時間かかって移動したことなど、さまざまな情報が市民に届きにくかったことでとても苦労されたそうです。
 
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また、非常持出し袋は世帯にひとつ用意するのではなく、一人ひとり必要なものが違う場合があるので、なるべく一人ずつ最低でも三日間分を目安に準備しておくことが望ましいとのことでした。
まずは手持ちのリュックサックに自宅にあるものから詰めてみましょう。渋川学区内には百貨店や大型ショッピングセンター、大型ホームセンターがあり、すぐにでも購入することができますのでぜひ備えてください。
職員がお湯で作った非常食の「ひじきご飯」の味は、おいしいと好評でした。
 
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参加者からは、「普段聞けない話が聞けて改めて備えの大切さを考える良い機会になった」「非常持出し袋の中身を今一度確認しようと思う」などの意見がありました。
市が発行している防災マップなどを参考に災害についてぜひ家族で話し合い、行動に移して万一に備えましょう。
 
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