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新着情報(開催報告)

2021年1月16日
 
渋川やすらぎ学級第7回講座「東海道よもやま話と浮世絵版画体験」を開催しました。
 
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令和3年1月13日(水)に、草津宿街道交流館の館長の八杉さんと職員の武富さんをお招きし、渋川やすらぎ学級第7回講座「東海道よもやま話と浮世絵版画体験」を開催しました。
昔は諸国をまたいで街道を整備すると、戦で攻め込まれる恐れがあったのですが、徳川家康は天下統一をするまでに東海道を整備していたそうです。それは、いずれ天下統一した折には江戸と諸国を繋ぐ街道が必ず必要になると見越していたからだそうです。
草津の矢倉には、うばがもちのお店(休憩所)があり、矢橋方面に行って船に乗って大津に渡るための道と、瀬田の唐橋を通って京都に行く陸路との分岐点だったことなどを八杉さんから教えていただきました。
 
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その後、武富さんから歌舞伎役者の浮世絵を見せていただき、当時浮世絵は、今でいうアイドルのポスターの役割りを担っていたことなど説明していただき、版画体験に移りました。
黒色、青色、緑色、赤色の順番で版木の角に紙を合わせて慎重に刷っていきます。上手くいけばぴったり図柄が合うはずなのですが、ずれてしまうと悔しそうに再挑戦する受講生の姿も多く見られました。
「だんだん上手になってきたわ」「昔のガリ版を思い出すね」と受講生同士で楽しみながら東海道の歴史や浮世絵文化に触れる良い機会となりました。
 
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