2016年11月29日 |
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平成28(2016)年11月23日(水曜、勤労感謝の日)に、平成28年度渋川学区防災訓練を草津市立渋川小学校グラウンドで実施しました。
当日は明け方まで雨が降っていましたが、各町内会の一次集合場所に参加者が集まる午前8時迄には天候が回復し、曇り空の下で避難行動を開始しました。
午前8時40分には15町内の全ての参加者が訓練場所の渋川小グラウンドに避難を完了し、午前9時から開会式を行いました。各町内から418人が、協力機関やスタッフを合わせると総勢510人が参加しました。
渋川学区まちづくり協議会・防災事業実行委員会の中村繁樹委員長の挨拶に続き、急遽来場いただいた武村展英・内閣府大臣政務官から励ましの言葉をいただき、事務局から訓練スケジュールを説明した後、各班毎に訓練が始められました。
地震体験では、最新の起震車「グラドン号」で震度6強の揺れを体験しました。
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煙中体験では、偽煙を充満させたテントの中を歩き、視界が遮られる中での避難行動の恐怖と難しさを体験しました。
非常持ち出し袋重量体験では、非常時に持ち出したい物の重さを体感し、非常持出袋に準備するものの取捨選択を考えました。
展示された簡易トイレと防災グッズを見ながら、使い方などの説明を受けました。
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救出訓練では、各町内会に配備されている災害用救助工具を使い、瓦礫(がれき)の中から被災者を助け出すのを体験しました。
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応急手当訓練では、身近にあるものを使って外傷処置や応急担架の組み立て、搬送などを体験しました。
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土のう作成訓練では、草津市消防団第7分団の団員から土のうの作り方と運搬、積み方などを教えてもらい、実際に積み重ねる体験をしました。 |
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バケツリレーでは、グラウンドを斜めに参加者全員が2列に並んで消火水をバケツやレジ袋を使って手渡し、的(まと)をめがけて散水し、連携・協力して初期消火に当たることを体験しました。
炊飯袋炊き出し訓練と給食配給訓練では、参加者各自で米と水を入れ準備しておいた炊飯袋をかまどベンチで湯煎炊飯し、富士産業株式会社のキッチンカーで調理されたカレーとともに配給を受け、非常食を食べる体験をしました。
訓練後、渋川学区まちづくり協議会・防災事業実行委員会の中村成行副委員長の挨拶に続き、湖南広域消防局西消防署の寺田憲司主幹から講評をいただきました。
この防災訓練の実施に協力いただいた、湖南広域消防局西消防署、草津市消防団第7分団、日本防災士会滋賀県支部湖南ブロック、富士産業株式会社、株式会社奥山ポンプ商会のみなさま、どうもありがとうございました。心から感謝申しあげます。
参加者は、今回の訓練を体験したことでいざというときの「自助力」と「公助力」がなお一層高まり、これを契機として「災害に強い渋川」「地域の絆が強い渋川」がレベルアップできました。
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